脱毛の犯人は老廃物

毛穴はたくさんの老廃物を排泄する出口であり、脱毛と隣り合わせでもある。

毛穴は老廃物の排泄口

私たちの毛穴は皮膚呼吸しており、ここで酸素と二酸化炭素を交換しています。皮膚の毛穴から排泄するのは、二酸化炭素だけではありません。各種の酸化化合物や、細胞が生命活動(新陳代謝)の結果として生み出した窒素化合物や硫黄化合物などの老廃物も排泄します。

これらの老廃物は、主として腎臓や肝臓で処理されて尿や便の形で体の外に排泄されるのですが、一部は汗に混じって毛穴から排泄されます。頭皮でいうと、アポクリン汗腺を通って毛穴から排泄されます。私たちの汗がいやな臭いを放つのは、汗の中に窒素化合物や硫黄化合物が含まれているからです。

脱毛の犯人は蓄積された老廃物

毛穴から排泄される老廃物のなかに含まれる硫黄化合物(硫化物質)が、科学的に亜硫酸ガス(これも硫化物質)と同じ性質を持っています。そのため、亜硫酸ガスによる酸性雨が植物を枯らすように、あるいは、植物の再生産を阻害するように、毛穴から排泄される硫黄化合物も髪を枯らし、髪の再生産を阻害していると考えられます。

工場や車の排出ガスが大気中にたまり、やがて硫化物質を含んだ雨で植物を枯らします。

毛穴も、硫化物質と同じ性質を持っている老廃物が出られなくなると、髪の再生産に影響を及ぼします。

ストレスは老廃物を増やす

過度なストレスは自立神経の働きを狂わせます。特に男女問わず悩まされる円形脱毛症はストレスが原因といわれており、そのメカニズムはストレス過多になると、そのストレスに備えるために自立神経は過剰に興奮し、体内の生命活動は過剰に昂進されます。細胞における新陳代謝の速度も速まり、より多くの老廃物がつくられます。また発汗も多くなります。

結果、過剰生産された老廃物が毛穴から排泄され、毛穴をふさぐことになれば当然脱毛の原因となるでしょう。

>>次のページは発毛と育毛のメカニズム